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【体験談】犬の首筋にマダニを発見!無理に引っ張るのがNGな理由と我が家で試した安全な除去手順

「草むらをお散歩したあと、愛犬の体にマダニがくっついているのを見つけてしまった……!」とパニックになった経験はありませんか? 虫が苦手な飼い主さんにとっては恐怖ですし、愛犬の健康への影響も本当に心配になりますよね。

実は、我が家でも愛犬の首筋にぷっくりと血を吸ったマダニを見つけ、血の気が引いたことがあります。その際、慌てて手で引き抜こうとするのは絶対にやってはいけないNG行為です。

今回は、我が家の体験をもとに、なぜ無理に引っ張ってはいけないのか、我が家が実際に確認した安全な除去手順、そしてお散歩後の習慣をブログで共有します!

犬のマダニ取り方 — 健康コラムのイメージ写真

犬のマダニ取り方 — 健康コラムのイメージ写真

⚠️ 絶対にNG!手でブチッと引き抜く・潰すのは超危険

マダニを見つけたとき、つい手や普通の毛抜きでつまんで引き抜きたくなりますが、これは以下の理由から非常に危険です。

  • マダニの口(顎)が皮膚の中に残る: マダニはセメントのような物質で犬の皮膚にガッチリと固定して血を吸っています。無理に引っ張ると、体だけがちぎれて「口」が皮膚の中に残り、化膿や激しい炎症(肉芽腫)の原因になります。

  • ウイルスを犬の体内に注入してしまう: マダニの体を強くつまんで潰すと、マダニの体内にある病原体やウイルスが、逆流して犬の血管に一気に流れ込んでしまいます。

  • 人間への感染症リスク(SFTSなど): マダニは犬だけでなく、人間にも「SFTS(重症熱性血小板減少症候群)」という命に関わる恐ろしい感染症を媒介します。素手で触ったり、潰して体液に触れたりすることは絶対にくたさい。

SNS(InstagramやYouTubeなど)のペットケア投稿でも、「マダニをピンと引っ張るのは絶対ダメ」「無理せず病院へ」という注意喚起が定番となっています。

我が家で実践した「マダニ除去」の準備と手順

どうしてもすぐ病院に行けない夜間などのために、我が家が道具を揃えて慎重に行った手順です。

用意するもの

  • マダニ除去用の専用ピンセット: 一般の毛抜きではなく、回転させて抜く「ティックツイスター(ダニ取り工具)」や、先が極細のピンセットが理想です。

  • アルコール消毒綿・使い捨て手袋: 人間への感染を防ぐため、手袋は必須です。

  • 密閉できる袋や容器(ジップロックなど): 取ったマダニを保管・処分するため。

  • 動かないように補助してくれる人: 犬が動くと危険なので、家族に保定を手伝ってもらいます。

我が家で実践した除去手順

  1. マダニの位置を正確に確認する: 毛をかき分け、マダニの口が皮膚に刺さっている部分をしっかり見極めます。

  2. 皮膚のギリギリのところで挟む: ピンセットを犬の皮膚に沿わせるようにして、マダニの頭(口元)をそっと挟みます。

  3. 引っ張らず、ゆっくり「回しながら」外す: 上に引っ張るのではなく、ピンセットを数回クルクルと優しく回転させると、マダニが皮膚から綺麗にポロッと外れます(SNSの動画でもこの「回して取る」方法が多く紹介されており、我が家もこれで綺麗に取れました)。

  4. 外したマダニは密閉袋へ: 潰すと危険なので、生きたままジップロック等に入れてテープで密閉します(※後で病院に持参するため保管しておきます)。

  5. 刺された部分をアルコールで消毒する: 患部を消毒綿で優しく拭きます。最後にマダニの口が皮膚に残っていないか目視で確認します。

早期発見がカギ!お散歩あとの「マダニチェック習慣」

マダニが媒介する病気は、吸血開始から時間が経つほど感染リスクが高まります。そのため、我が家では草むらに近づいたお散歩のあと、以下の部位を念入りに手で触ってチェックする習慣をつけました。

  • 首の周り、耳の裏、目のチカク

  • 足の付け根(脇の下、股の間)

  • 指の間、肉球の隙間

  • お腹まわり

小さいうちに見つけて対処できれば、お互いの負担も最小限で済みます。また、一番の対策は動物病院で処方してもらう「毎月のノミ・マダニ駆除薬(おやつタイプやスポットタイプ)」を忘れずに投与しておくことです。薬を飲んでいれば、万が一マダニがついても血を吸った時点でマダニが死滅するため、感染リスクを大幅に下げられます。

こんな時は迷わず動物病院へ!受診の目安

お家での除去はあくまで応急処置です。以下のような場合は、迷わずかかりつけの獣医さんに処置をお願いしてください。

  • マダニの口部分(黒い破片)が皮膚に残ってしまった

  • 刺された部分が赤く腫れ上がっている、または広がっている

  • マダニが大量にくっついている

  • 数日〜数週間後に、元気がない、発熱、食欲不振、貧血などの症状が出た(マダニ感染症の疑いがあり非常に危険です)

毎日の体調変化を記録する「スマホ健康メモ」のすすめ

同じ悩みを持つ飼い主さんのSNS記録を真似して、我が家ではマダニを見つけた日や駆除薬を飲ませた日、スマホのメモ帳に様子を記録しています。

  • マダニを見つけた場所(部位)と、綺麗に取れたかどうか

  • その後のフン(便)の状態、食欲・元気の有無、歩き方の異変

  • 毎月のノミ・マダニ予防薬の投与日

これを続けるうちに「うちの子の普段の平時(健康な状態)」の基準がよく分かるようになり、潜伏期間を経て後から出てくるかもしれない体調の異変にもすぐに気づけるようになりました。万が一、病院を受診するときも、先生にスマホのメモ画面を見せるだけで「〇日前にここにマダニがいました」と正確に説明できるので本当に役立っています。

まとめ:個体差を大切に、最終判断は獣医さんへ

ワンちゃんによって、マダニに刺されたあとの皮膚の赤みの出やすさや、アレルギー反応の有無には大きな「個体差」があります。我が家の子が綺麗に取れてその後元気だったからといって、すべてのケースで自宅療養が安全とは言い切れません。

お家でのケアや予防対策を試すときは、「一度に変える要素を1つだけ」に絞ることで、何が愛犬の皮膚や体に優しかったのか原因の切り分けがしやすくなります。

ネットやSNSの体験談は画像付きでとても参考になりますが、自己判断で様子見を長引かせるのは禁物です。「自分で取るのは怖くて手が震える」「頭が残ってしまった」など、少しでも不安なときや体調が優れないときは、マダニの入った袋を持って、すぐにかかりつけの獣医さんに相談するのが一番安心ですよ。

※この記事は獣医師の診断に代わるものではありません。愛犬の皮膚の状態や体調に少しでも不安があるときは、必ずかかりつけの動物病院を受診してください。