この記事は、タイトルの3つ——初期症状・応急処置・予防チェックリスト——に沿って書いています。猫は犬より熱中症のサインが出にくいので、チェックリストを印刷して冷蔵庫に貼っておくのもおすすめです。

暑さに注意する猫のケア — 猫の健康コラムのイメージ写真
猫の熱中症|初期症状
次の変化が1つでも続くときは、熱中症を疑ってください。
- 姿勢:床に腹ばい、四足を伸ばして熱を逃がそうとする
- 呼吸:口を開けてパンティング(猫では珍しいサイン)
- 体温感:耳・鼻先・肉球がいつもより熱い
- 行動:ぐったり、呼びかけへの反応が鈍い、隠れ場所から出てこない
- 消化器:よだれが増える、嘔吐・下痢
- 神経:ふらつき、足ピン、意識がもうろうとする
短頭種(ペルシャなど)、肥満猫、シニア猫、心臓・腎臓の持病がある子は、同じ症状でも進行が速いことがあります。
猫の熱中症|応急処置(今すぐ)
- 暑い場所から離す(車内・窓際・ベランダは最優先で移動)
- 涼しい風+うるおい:扇風機を当て、常温の湿ったタオルで脇腹・肉球を冷やす(氷水は急冷で危険)
- 水は飲めるときだけ:無理強いは誤嚥の原因に
- 30分冷やしても改善しない、嘔吐・意識障害がある → 冷房の効いた車で病院へ
応急処置をしながら、かかりつけまたは夜間救急に電話し、「猫の熱中症の疑い」と伝えてください。
猫の熱中症|予防チェックリスト
出かける前・留守番前に、次を□で確認してみてください。
- □ 室温は25〜28℃以下に保てている(湿度は50〜60%目安)
- □ エアコン/扇風機の風が猫に直撃していない
- □ 西日の窓にカーテン・すだれを下ろした
- □ 水入れが2か所以上あり、新鮮な水が入っている
- □ 寝床が窓際・車庫上・エアコンなしの部屋にない
- □ 長時間のキャリー移動・車内待機の予定がない
- □ 換気はしているが、室温が上がりすぎていない
- □ 保冷マット・アルミシートは「補助」として使い、室温管理が主であると理解している
熱中症は予防がいちばん確実です。今日、□を3つでも埋められれば十分。うちの子の「暑がりポイント」をメモしておくと、来年の夏も楽になります。