「うちの猫、ずっと寝てばかりだけど体調でも悪いのかな?」と心配になったことはありませんか?1日の大半をベッドや日当たりの良い場所で過ごす猫を見ていると不安になりますよね。我が家の愛猫も気づけばいつでもスースーと気持ちよさそうに眠っています。今回は猫の平均睡眠時間や長時間の睡眠が必要な理由について、実体験を交えて分かりやすく解説します。
うちの子で試してみた
我が家の3歳になる成猫の1日の行動を休日にじっくり観察し、睡眠時間を測ってみました。朝食後にキャットタワーで午前中ずっとお昼寝。午後も少し遊んですぐにソファでウトウト……。計測した結果、1日でなんと約15時間も寝ていました。以前、寝てばかりいる姿を見て「どこか悪いのかも!」と慌てて動物病院へ駆け込んだことがあるのですが、獣医師さんから「成猫の睡眠時間は12〜16時間が普通ですよ」と教えていただき、ホッとした苦い体験があります。
猫が睡眠時間を長く必要とする理由
猫がこれほど長く眠る主な理由は、野生時代のハンターとしての習性にあります。肉食動物である猫は、獲物を捕らえる際に一瞬で大きなエネルギーを使います。そのため、起きて活動する時以外は体力を温存する「省エネモード」で過ごしているのです。ちなみに、なぜ高いところが好きなのかという本能については、なぜ猫が高いところが好きなのかの記事でも詳しく紹介しています。
また、猫の睡眠の約8割は「レム睡眠」と呼ばれる浅い眠りです。耳や身体をピクッと動かすのは、敵や危険にすぐ反応するため。熟睡する「ノンレム睡眠」は1日にほんの数時間しかありません。夜中に突然テンションが上がって走り回る行動については、なぜ猫は夜に急に走り回るの?で詳しく解説しています。
年齢別の平均睡眠時間と注意すべきサイン
猫の睡眠時間はライフステージによって異なります。
- 子猫(〜生後6ヶ月頃):1日約18〜20時間。成長ホルモンを分泌させるため非常に長く眠ります。
- 成猫(1〜6歳頃):1日約12〜16時間。活動時間と睡眠のメリハリがついてきます。
- シニア猫(7歳以上):1日約18時間以上。加齢による体力低下のため睡眠が増えます。
すやすや眠りながら猫がゴロゴロ鳴らすのはなぜ?と気になることもあるでしょう。リラックスしている証拠なら安心ですが、「ぐったりして呼びかけに反応しない」「食欲や排泄に異変がある」場合は体調不良のサインかもしれません。普段の愛猫の睡眠パターンをよく把握しておきましょう。
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猫のからだの仕組みや感覚器についてもっと知りたい方は、猫のひげはどんな役割があるの?もぜひ参考にしてみてくださいね。
Q. 猫が寝ている時に足やひげがピクピク動くのは大丈夫?
A. 基本的に問題ありません。浅い眠りの最中に夢を見たり神経伝達が行われたりしているためです。無理に起こさず静かに見守りましょう。
※この記事は獣医師の診断に代わるものではありません。体調に不安があるときは、かかりつけ獣医に相談してください。
